ご挨拶
当院のルーツはその昔、千葉県市川市で祖父(吉田機司)が開院した吉田機司病院にあります。 昭和42年に父(吉田興一)がこの地へ移転し、平成20年7月まで開業しておりました。 平成20年8月より私が院長となり、それと同時にクリニックへ転換し現在に至っております。
物心着いた頃より「医療」は常に私の身近にありました。 もちろん父の背中を見て育った私にとって、凜々しい父の姿は医師を目指す大きな理由でありましたが、当時勤務されていた外科の安本先生とのエピソードは私の原点でもあります。 「風邪を引いたから」「ケガをしたから」「どこかが痛くなったから」・・ は元より「話がしたかったから」「遊んでもらいたかったから」・・ とにかくいつも安本先生の所へ行ってました。 当時は今のような検査機器も特効薬も乏しい時代です。 どんな処置をしていただいたか、どんな薬を処方されたか・・全く覚えておりません。 安本先生は笑顔で私の話を聞いて下さった、覚えているのはただこれだけです。 「顔を見ただけで」なんでも治してくださいました。
「権威のあるお医者様」でなく、ほっと安心できる身近なお医者さん。 父みたいに凜々しく、患者さんに信頼される安本先生みたいなお医者さんになりたい。 子どもの頃、こんな感じで漠然と思ってました。
初めて来院された方は驚かれるかも知れませんが、建物はまるでレストラン?ケーキ屋さん?美術館?と見間違います。 あえてそのような感じになるよう私がデザインをし、設計をしていただきました。 院内も普通の医療機関と全く違います。 吹き抜けの天井には大型のファンが回り、スピーカーからは沖縄民謡が流れたり、大画面のモニターからは宮古島の風景が流れているなど、全く病院ぽくありません。
お子さんやお年寄りが多いので、余計な緊張を取り除く意味でも私は白衣を着用しません。 どんな病気や症状でも気軽に相談することができ、信頼されるホームドクターとして患者様と向き合えるよう日々診療をしております。
当院は内科・小児科の診療が主ではありますが、あらゆる疾患の初療にあたっております。 診療科の枠を越え、どんな疾患でも診られるよう日々研鑽に努めておりますので、「うちは内科だから診ることはできません」と断ることは一切ございません。 まずは丁寧に診察をさせて頂き、二次医療が必要だと判断した場合には該当する医療機関へ直ちに受け入れて頂くなど、近隣の高次医療機関とは常に連携をさせて頂いております。
「患者様ひとりひとりに丁寧な診察を心がけ、家族のように温かく接する」
「どんな小さなことでもお話ししていただける」
「スタッフやお医者さんの顔を見ただけで良くなってしまう」
「そしていつも笑顔で帰って頂ける」
そんな患者様の心の拠り所となれるような温かいクリニックでありたいと、常に願っております。
吉田機司クリニック
院長 吉田明弘
略歴
平成元年 | 埼玉医科大学卒業 |
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日本医科大学第一内科入局 | |
平成20年 | 吉田機司クリニック 院長 |